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『第五輪の独り言』その２。

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思い出とデータ ~Obsession~

さて、今日は何にもないのでニュースです。

特になしカテゴリを作ったから、題に特になしとか書く必要ないじゃん。
というのに、最近気付きました。

【裁判】「娘の思い出消された」　修理に出したパソコンのハードディスクのデータが消えて精神的苦痛　慰謝料500万円求める…秋田地裁（痛いニュースより）

何でも娘（２０）が交通事故で死んでしまい、その後、両親が娘の“思い出”の詰まったパソコンを修理に出したらデータが飛んだという話。

パソコンがどの程度壊れていたのか、全く持って状況が理解できません。
が、パソコンの修理に出すというのはデータが消えるも同義だと私は思っています。

現在、使っているこのノートパソコンを何度修理に出した事か。
何度もただリカバリ（全消去）されて戻ってきて、４回目くらいにハードディスクを交換してくれました。
スピーカーもおかしいと言ったのに、何処も悪くないとか言って結局音が出ないじゃないか！！

いや、これは生○と富○通の所為なのでまぁ良いですが。（２度と此処からは買うまい）

というように、パソコンが何処か物理的に壊れているわけではない場合、一旦データを消去するのが大半です。
（物理的に壊れてたらデータも吹っ飛んでいるだろうが）
で、まぁこれで大抵は直ります。

ですから、『修理に出す前に必要なデータはバックアップを取っておきましょう』というのが普通だと思います。

が、たぶん知らなかったんでしょう。（たぶん私の親も知らない）
裁判は店側の説明義務とかいろいろあるので結果はわかりませんが、知らない奴が悪いんです。

映画でよくあるじゃないですか。
『敵に捕まっていたヒロインが隙を突いて敵から銃を奪い、敵の親玉に銃を向けるも、安全装置の存在を知らず、親玉に普通に奪われ、不敵な笑みで安全装置を外した銃を向けられ、強がって見せるものの、親玉に手で一発ぶたれ、下っ端に元居た場所に連れてかれる』

安全装置を外すという事を知らないヒロインが悪いのです。
知らぬ、存ぜぬが通用するのは政治家と裁判くらいです。

というわけで、パソコンのハードディスクにあるデータは消えてしまう事があるので、定期的なバックアップを取っておきましょう。
また、修理に出す時はバックアップが取れるんだったら取っておきましょう。
どうしても取れない、でも取りたい時は電気店ではなく、データの修復屋さんに持って行きましょう。

後、あれだな。
こういう場合もあるので、死後、自分のパソコンの中身を見られたくない方は、見ないように言っておきましょう。