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『第五輪の独り言』その２。

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卒業生来襲 ~DREAMCATCHER~

夢──。
見知った女性がこちらに近づいてくる。そして……。

「今日は夢見が悪いんだ」

と友人に言い、映画が始まるまで周囲を警戒する。
今日は公開初日、職業柄、居ても可笑しくは無いかもしれない。

何事も無く研究室へ。
で、何事も無くセミナーも終った頃。

昨年度、研究室に居た一緒に同じ釜の飯を食った仲間である。（参照：炊飯器）
先日、こっち来るって言ってたしね。

とその後ろに何やら不穏な影が。

──。

うわぁー、本当に来た！！
卒業後、夢に出てきた同級生の登場である。

過去に似た現象が2、3度あり、もしやと思ったが本当に来るとは。
なんだこの予知能力。（他の事に使えれば良いのに……）

いや、そういえば夢と言えばひいじーちゃんの事もあるし、ひょっとしたら私のご先祖様が気を付けろと言ってくれているのかもしれない。

まぁ、私よりも先に会社で働いている同級生の話を聞くのは悪く無いし楽しいから良いか。

うん。何かこの2人はとても楽しく人生を生きている気がする。
あー、私もこんな風に生きてみたい。（研究室の仲間の方）

夢の同級生。
「──！！」

え。

何だか楽しい大学院生活になりそうです。