アガサガ

『第五輪の独り言』その２。

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『REC/レック2』の感想 ~REC 2~

先日、観た『REC』があまりにも面白かったので、新作でレンタル。

『REC/レック2（09西）』

前作と同じ"モキュメンタリー"な作品なのですが、これが素晴らしい。
多くの手持ちカメラ風映像作品の中でも、カメラの使い方が群を抜いている。

それは良いんだけど、コレ面白い？

増えた設定が個人的には微妙ですが、カメラの使い方は一見の価値があります。
ただ、前作を観た人に薦められるかというと微妙。

以下、ちょっとネタバレ。

まず、登場人物が何を考えているのか、さっぱりわからない。
ただ、SWATチームの「帰りたい……」という気持ちだけはよく伝わってくる。
感情移入はできるが、もっとマシな奴はいなかったのかと思う。

前作よりオカルト寄りに設定が細かくなり、謎が明かされていく反面、
「アレ？何かおかしくね？」みたいな感情が膨れ上がっていく。

「それだったら、この編成おかしいよね？」
「何で上の人に報告しないの？」
「いいから帰れよ」
などなど。

あまり映画の設定にツッコミをいれるような人間ではないのですが、
設定に重きをおいた映画になっているだけに、ちょっと首をかしげてしまいますね。

『３』も制作するらしいので、それを見てから、人に薦めるかどうか決めようかなと思います。