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『第五輪の独り言』その２。

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平成18年度卒業式 ~Hide and Seek~

卒業式です。
11時半に終了予定なのに集合は10時半。
5分前行動を原則としている私ですが、ぴったりに着く位にアパートを出ました。

凄く寒かった。
2月はあんなに暖かかったのに、3月に入って急に冷え込み始め、雪も降る始末。
雪こそ降らなかったものの冷たい雨に打たれる事となる。

中々、姿を見せない卒業生達の名を心の中で叫びながら雨の中で待ち続け、1人づつ花束を渡していく。

というわけで。
皆さん、ご卒業おめでとうございます！！

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さて、ここまでは良いんだ。
この寒い中頑張ったのも、先輩達に笑顔で卒業して貰いたかったからだ。

卒業式で花束を全員に渡した後、集まった連中で昼食を取る。
その後、だ。

1人がトンデモない事を言い出した。
最後の最後にアノ先輩が残した爆弾というやつだ。

今にも先輩を探し出してぶちのめしたい衝動に駆られながらも、精神を落ち着け、諭してみるも……。
聞くわけないですよね。

卒業式は笑顔で送りたかったのですが、今度という今度は絶対に許しません。
2度と帰って来るな、と言いたいくらいです。
（私以外の人が待ってますので帰って来てください）

――。5時間？経ってだいぶ落ち着いてきました。
さて、どうしたものか。

とりあえず、もしこれがそのまま決まってしまったら、来年度は彼女とは余り会いたくないですね。
絶対、良い顔なんかしてませんから。