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『第五輪の独り言』その２。

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コインランドリー ~Laundry~

連休1日目。
実家に帰った人、こっちに戻って来た人、よくわからない旅に出た人、いろいろ居るが私は何をしていたかと言うと、コタツを片付けてました。

毎年の流れだと。
1. 親にいい加減しまえと言われる
2. 親が片付けたコタツ布団を実家に持って帰る

こんな感じだったわけだが、大学院生にもなったし、しっかりしなければと自分で片付けることにする。（大学生の間にやれよ）

──。（片づけ中）

で、片付けてみたはいいものの、どうしようこのコタツ布団……。
布団圧縮袋はあるが、臭いとか汚れとかでそのまましまうのには気が引ける。
かといって、自分の洗濯機じゃ洗えないし、洗ったとしても干す場所がない。

クリーニングか？
でも一体幾らするんだろう。

ネットの情報とこの地域の値下がり率から察するに、コタツ布団とその周辺で2,000~3,000円くらいだろうか？
コタツ布団のクリーニングって高いんだね。

で、料金を調べているうちに"コインランドリーに行ったら？"という情報が多い事に気づく。
近くのスーパーの所にそういえばあったな。
よし、やってみよう！！

コインランドリー──。
実はコインランドリーに入るのは初めてである。（だって洗濯機あるんだもん）
人は1人か2人しか居ないが、洗濯機や乾燥機の大半がぐるぐる言っている。
わずかに居た人の様子を見る限り、どうやら、洗濯機に入れたら皆帰ってしまうようだ。
それか此処で待機せず、駐車場の自分の車の中で待機しているようだ。

そんなもんなのだろうか、とか思いつつ空いている布団も洗えるような洗濯機を探す。
大型の洗濯機は3台中2台が稼動中で、このコインランドリーで一番大きく一番料金が高い（1,000円）のが残っていた。

布団を持って帰るのも面倒なので、それに持ってきたもの全部突っ込み、スイッチを押す。

おぉー、回ってる、回ってる。

ドラムがくるくる回るのを確認し、椅子に座る。
皆、帰っているし、帰っても大丈夫そうだが、室内はクーラーが効いていて、アパートよりも過ごし易いので、此処に居座ることにする。

──。（読書、『図解相対性理論と量子論―物理の2大理論が1冊でわかる本』）

洗濯が終ったら乾燥です。

中身の詰まったモノ達が何も言わずただ呆けている。

取りに来いよ！！
空いてるのを確認し、今度は洗濯物を2つに分け、それぞれ乾燥機に突っ込む。

結果、計1,500円。
確かにクリーニングに出すよりも安かった。
でも、貧乏学生にはキツイ……。

うん。今度は布団とか汚れたと思ったら持って来て洗うことにしよう。