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『第五輪の独り言』その２。

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昼食を一緒に ~QUAND JE VOIS LE SOLEIL~

先日、私のミスで奢られ損ねた友人が再び奢ってくれるというので付いて行く事に。

「あ゛ー、も゛う……」

何かとても機嫌が悪そうである。

散々喚き、仕舞いには目に涙を浮かべている。

えっと……、何？どうしよう？

友人は女性、目に涙。
此処は大学、昼時の為、学生が闊歩しており、見知った顔も窺える。

確か前にもこんな事が……。

──2年前、大学3年の時。
学科の建物で顔見知りの同期の女性が泣いていたので、少し話を聞いてみる。
で、そこを別の学科の同期の女性に見られ。

「泣かしちゃ駄目よ」

と言われた。

俺じゃねぇ！！

今回もこんな感じである。（ちなみにその時の女性と今日の友人は同一人物である）

そんなこんなで今まで食べたことがなかった少し歩いた所の定食屋へ。

『第2月曜日定休日』

……。
結局、大学近くの定食屋に入る。
先日仕入れた話（友人が焼肉屋でメニューを指差し「此処から此処まで」をやってみた話）をしたが全く盛り上がらなかった。

最後はよく知らない人の名前を叫んで帰っていった。（俺じゃねぇ……）

その後、疲労感を漂わせながら研究室、セミナーをやって帰宅。

今日は本当に疲れたなとポケットの鍵を探していると、ポストに白い紙が見えた。
内容は……。

『ガス料金改定のお願い』

……今日は厄日か何かだろうか。

（追記）
湯船に浸かると厄が取れるとどっかの風水士が言っていたので風呂に湯を落とす。

ピッ、ピッ──。

ガスの検知器が鳴り始めた……。