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『第五輪の独り言』その２。

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高校生との会話２ ~Where Is My Friend's Home~

その１。

また研究室に高校生がやってきました。
今回は＊＊高校御一行ではなく、本当の大学説明会です。

今回も前回同様に研究（専門）の話よりも大学生活についてでも話そうかと思っていたのですが。

隣研究室の准教授。
「今回は連れてこられたわけじゃなくて、自主的に来た生徒だから専門の方が良いんじゃない？」

との事なので研究の方を簡単に話すことにする。
とはいっても、前回「Javaって知ってる？」と聞いて知っている高校生はまずいなかったので導入編として。

NTTドコモがJava搭載のiモード携帯電話「503i」2機種を正式発表，32種の「iアプリ」を1月26日にサービス開始（ITproより）

凄く古い話だが、ここら辺が身近かなぁと思って話してみる事にした。

結果――。
反応薄ッ！！
保護者の方？はなんとなくわかったような顔をしていたが、高校生は真面目な顔をして私ではなく遠くを見ている。

仕方がないので、適当な話をする。

「前の研究室はどうでしたか？」
「おんせんまんじゅうって知ってる？」
「世の中には情報工学と情報科学っていうのがあってだな……」
「『こんな国立三流大学においで』みたいな夢も希望もない事は言いません。頑張って良い大学に行きなさい」

相変わらず滅茶苦茶です。
で、ローテーションで回ってくる高校生にこんな話を繰り返す事1時間。

別室で高校生の相手をしている准教授の方に高校生が行くように仕向けた罪で、准教授に軽く怒られる。
だって研究室が狭いんだもん。あんなに高校生入らないよ。

疲れた……。
高校生諸君、受験勉強頑張ってください。